うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

アメリカ観察記断章

11年前の今日アメリカに

もうあれから11年か。デイヴィスには直で行けなくて、ユーリカという小さな地方空港に行く羽目になって、空港というよりは日本の片田舎の無人鉄道駅のような佇まいに驚き、空港周りの何も無さにさらに驚き、ホームステイ先に遅れると連絡したいのにネットは…

アメリカ観察記断章。カトラリーの使い方または片手の使わなさ。

アメリカ観察記断章。カトラリーの使い方については以前書いたことがあるけれど、アメリカ人は基本的に左手(利き腕ではないほうの手)を使わないし、使わないどころかテーブルの上にすら置かないのが普通で、ステーキのように両手でフォークとナイフを使わ…

アメリカ観察記断章。ニューヨーカーの信号無視。

アメリカ観察記断章。ニューヨーカーの信号無視。マンハッタンを歩いていると赤信号で飄々と道路を渡る歩行者に頻繁に遭遇した。律儀に信号を守っているほうが少数派だという気すらするほどに。この一見したところ無法状態に思われるものは意外と理にかなっ…

20180406 Arts district→Flower district→LA Public Library→LACMA→MoCA→Walt Disney Concert Hall

20180406 Arts district→Flower district→LA Public Library→LACMA→MoCA→Walt Disney Concert Hall

208 E13th Street, NY--エマ・ゴールドマンが住んでいた処

ズコッティ・パーク、またはオキュパイ運動の始まりの地の跡形のなさ

アメリカ観察記断章。電車のなかで寝ているのは誰。

アメリカ観察記断章。アメリカの電車で眠るのはたぶんお勧めできない行為だ。これは安全の問題ではある。しかしさらに突っこんで考えてみよう。、アメリカの電車で寝ている人はいるか。いるとしたら誰か。それはほぼ例外なくホームレスの人々だ。例年になく…

アメリカ観察記断章。階級的な乗り物としての公共交通機関。

アメリカ観察記断章。LAには公共交通機関がないと勝手に思いこんでいたのだが、ロングビーチからLAまで電車一本でいけるし、ダウンタウンにしてもそこから地下鉄でほんの2,3駅で行けることに気づいてからは、もっぱら電車と地下鉄とバスでLAに行くように…

アメリカ観察記断章。物乞いの3類型。

アメリカ観察記断章。長らく住んでいたオレンジ郡アーバイン市は相当システマティックに好ましからぬ人々を追い払っていたからそもそも見かける機会をあまりもたなかったのだが、ロングビーチのダウンタウンやLAを訪れるようになると、物乞いやホームレスを…

アメリカ観察記断章。Liquor、CLEANERS、ALTERATIONS。

アメリカ観察記断章。Liquorショップは日本の感覚からすると微妙に時代錯誤な感じがする代物だ。あえていえば、地方小都市でしか見られないような遺物に東京周辺で遭遇してしまったような驚きと戸惑いがある。しかしこの路線でアメリカの郊外を見なおしてい…

アメリカ観察記断章。アメリカの看板表記。

アメリカ観察記断章。アメリカの看板表記はなぜこうもそっけないのだろう。ショッピングモールのある一角の入口にはだいたいそこに入っている店舗が記載されているのだが、だいたい、文字情報だけ、店舗名だけだ。色使いもそっけなく、白地に黒というシンプ…

アメリカ観察記断章。市町村の資力とインフラの充実具合。

アメリカ観察記断章。日本でも市町村の資力によってインフラの充実具合に差があるとは思うが、アメリカはそれがとくに目に見えてしまうところがある。基本的に民主党が強いカリフォルニアにおいて数少ない共和党の牙城であるOCを離れ、LAから南に20マイルほ…

アメリカ観察記断章。サードウェーブ系コーヒーショップのなかの微妙な違い。

アメリカ観察記断章。コーヒー好きなので(あとコーヒーはいくら高くともたかが知れているから、というのもあるが)いろいろな店に行ってみた。偏見かもしれないが、いわゆるサードウェーブ系のなかにも微妙な違いがあるように思う。そしてそれと似たような…

アメリカ観察記断章。アメリカの食の豊かさ。

アメリカ観察記断章。アメリカの食は貧しいのか。アメリカ「人」の食は貧しいかもしれないし、アメリカ「文化」は食事そのものにそこまで興味はないような気がするけれど、日本に流通しているようなステレオタイプほどには貧しいものではないというのがここ…

アメリカ観察記断章。アメリカの中華。

アメリカ観察記断章。外食は基本的にしない主義だったが、いまは昼を外で食べることが多い。近隣にある中華料理屋をいろいろ試したみたが、もう飽きてきた。基本的に7ドル前後のランチメニューないしはテイクアウト(to go)ばかりだからというのもあるが、…

アメリカ観察記断章。水とストロー。

アメリカ観察記断章。アメリカで水(お冷)を頼むと絶対にストローがついてくる。なぜなのか。ストローで水を飲んでも美味しくならないし、とくに何か理由があるとも思えないのだが(コップやカップの縁が汚れないように?)、ファーストフードでも中華料理…

アメリカ観察記断章。ファッショナブルさの選択肢の少なさ。

アメリカ観察記断章。アメリカで男で若者以上中年未満くらいでファッショナブルであろうとすると、かなり選択肢が狭いように思う。そういう人々はお洒落なというかこだわりのコーヒーショップのようなところに行けば遭遇できる。よく見かけるのは、サイドの…

アメリカ観察記断章。アメリカの日本語Tシャツ。

アメリカ観察記断章。日本で売っているTシャツの英語が文法的にも内容的にも噴飯物であるのはよく知られた事実だが、アメリカで売っているらしい日本語Tシャツもまたかなりの頻度で奇妙なものである。だから滅多なことでは今更おどろきはしないのだが、今日T…

アメリカ観察記断章。挽肉。

アメリカ観察記断章。挽肉はアメリカにおいて最下層の商品なのだろうかという気がする。それはある意味、塊やスライスでは売れなくなった商品の再利用で、買ってからパッケージでは見えなかった部分を見るとすでに薄茶色に変色していたりする。実際、肉売り…

アメリカ観察記断章。アメリカのスーパーで売っているソーセージ。

アメリカ観察記断章。アメリカのスーパーで売っているソーセージはいまだにどうやって料理すればおいしく食べられるのかよくわからない。端的に言うと、調理が面倒なのだ。皮が薄いのでボイルするといまいちだし下手をすると破裂してしまう。中は完全に生だ…

アメリカ観察記断章。「すみません」とI'm sorryとexcuse me。

アメリカ観察記断章。明確な理由もないのに何となくI'm sorryと言ってはいけない、というのはアメリカ生活を目指すなかのどこかで必ず目にするアドバイスだ。ここにあるのは、アメリカは訴訟社会だからむやみやたらに謝るととんでもないことになる、という警…

アメリカ観察記断章。"Sorry about that!"

"Sorry about that!" アメリカで生活していると頻繁に耳にする。表現のフォーマルさを字義通り日本語に翻訳するなら「それ、ごめんなさいね」くらいの軽いノリになる気がするが、実際は一般の商店で頻繁に使われている決まり文句である。だからおそらく日本…

アメリカ観察記断章。祝日とセールの結びつき。

アメリカ観察記断章。独立記念日が近い。登録しているショッピングサイトからセールの知らせが届く。祝日とセールが結びつくのは珍しいことではない。たとえばサンクス・ギビング・デイからクリスマスはアメリカの商戦において最重要期間となっている。しか…

アメリカ観察記断章。アメリカのスーパーの入口そばの生花セクション。

アメリカ観察記断章。アメリカのスーパーの入口そばには生花セクションがあることが多い。花を買うなど、日本にいたときでもなかったし、こっちでも花を買う機会などなかったから、いままで気にもとめなかったけれど、よくよく眺めてみると、花売り場はどこ…

アメリカ観察記断章。豆腐はTofu。

アメリカ観察記断章。豆腐は完全にアメリカの食に浸透したと言っていいと思う。正直なところを言えば、どうやって豆腐がアメリカで食べられているのかいまだによくわからないでいるけれど、スーパーの陳列を見るかぎり、豆腐はTofuになったのだという気がす…

アメリカ観察記断章。単機能なアメリカの調理器具。

アメリカ観察記断章。アメリカの調理器具は単機能のものが多い。なぜここまで特化した道具があるのだろうと首をかしげたくなるほどだ。たとえばスライサー。もちろん日本によくある多機能な、いろいろな野菜に使えるものも売っている。しかしそれと同時に、…

アメリカ観察記断章。アメリカの卒業式の装い。

アメリカ観察記断章。アメリカの卒業式においてガウンや帽子の着用は「推奨」ではなく「義務」である。正しい格好をしていないと式に参加できないのだ。うちの大学は基本的に購入することになっているが、意外と安い。ガウンとフードと帽子で74ドル。なぜか…

アメリカ観察記断章。国歌の汎用性について。

アメリカ観察記断章。国歌の汎用性について。アメリカ国歌は歌い手の技量を見せつけられるヴィルトゥオーゾな曲でありえるし、何よりそこでは歌い手の個性を表出することが許されている。そしてこの表現の幅の広さは、アレンジの自由度と相まってかなりのも…

アメリカ観察記断章。始まりとしての「卒業」。

アメリカ観察記断章。「卒業」についての意識はアメリカと日本で大きく違っているように思う。「卒業」はgraduationであるが、「卒業式」はcommencementだ。そしてcommencerは「始める」の意である。アメリカの「卒業式」は終わりというよりは何か新しいもの…

アメリカ観察記断章。Proud to be an American。

アメリカ観察記断章。Proud to be an American。アメリカ人であることを誇りに思う。そんな風船が近所のスーパーのレジの脇にふわふわ浮かんでいた。アメリカではこの手のアイテムをいたるところで見かけるのでいまさら驚いたりはしない。しかし、イオンのレ…