うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

20130330 Book-Off @ Del Amo Fashion Center

アメリカ西海岸のブックオフ訪問記。このショッピングモールはいい。ローカルだが、それでいて時間の堆積を感じる。日本の地方小都市にある老舗のデパートの空気。設備は新しくないけれど、清潔で、人の動きがある。活気と人の吐息。初めて訪れた場所なのに…

批判は認識論的か存在論的か別の何かか

Is critique epistemological, ontological, or something else? And how about dialectics? I think these are questions Adorno keeps asking in Negative Dialectics.

アメリカに翻訳されたマキャヴェリ(ヘンリー・アダムズ『ヘンリー・アダムズの教育』)

"Education founded on mere self-interest was merely Guelf and Ghibelline over again--Machiavelli translated into American." (Adams. The Education of Henry Adams. 85-86)「単なる自己利益に基づく教育は、ゲルフとギベリンをただ繰り返すのみであ…

drunk

UCI

drunk

アメリカ観察記断章。身体的接触。

アメリカ観察記断章。身体的接触。アメリカだと初対面の相手に自己紹介をするとき、握手をすることが多い。親しい間柄だと出会ったときに男女を問わずハグする。翻って考えてみるに、日本社会はとにかく意図的な身体的接触を避ける傾向にあると思う。満員電…

採点の冷酷さ

UCI

I hate to hear students saying "my score (89.05) is so close to an A- (90), is there any way to round up my grade?" And when I reply "no," they continue: "But I really worked hard." Okay, can you imagine that you're going to say the same t…

悪と死の弁神論だけが深遠な思考か(アドルノ『否定弁証法』)

"Selon une tradition allemande détestable, c'est quand elles jurent fidélité à une théodicée du mal et de la mort, que les pensées passent pour profondes." (Adorno. Dialectique négative. 28)「嫌悪すべきドイツの伝統によれば、悪と死の弁神論…

文字に縁のうすい人たち(宮本常一『忘れられた日本人』)

「文字に縁のうすい人たちは、自分をまもり、自分のしなければならない事は誠実にはたし、また隣人を愛し、どこかに底抜けの明るいところを持っており、また共通して時間の概念に乏しかった。とにかく話をしても、一緒に何かをしていても区別のつくという事…

原理における矛盾と真剣に向き合うという危うい教育(ヘンリー・アダムズ『ヘンリー・アダムズの教育』)

"In practice, such trifles as contradictions in principle are easily set aside; the faculty of ignoring them makes the practical man; but any attempt to deal with them seriously as education is fatal." (Adams. The Education of Henry Adams.…

所有格と複数形を区別できないアメリカの学生たち

UCI

It's quite interesting to see that even one of the best students in my comp class cannot distinguish the possessive from the plural.

アメリカ観察記断章。ワーク・イン・プログレスの感覚。

アメリカ観察記断章。ワーク・イン・プログレスの感覚。自分が病的なまでに完璧さという妄執に憑かれながらも自分の能力ではその完璧さを実現できないと理性的に解りすぎているがゆえに敗北主義的隠匿者であることは否定できないが、それを差し引いても、ア…

insomnia or drunkenness

UCI

insomnia or drunkenness

アメリカ観察記断章。ノリのよさ。

アメリカ観察記断章。ノリのよさ。アメリカは基本的にノリのよい社会だと思う。悪ノリがすぎる、と言ってもいい。たとえばハロウィンのようなイベントを恥ずかしがらずに大真面目で演出できること。陽性のあっけらかんとした気質が民族圏や経済圏をまたいで…

アメリカ観察記断章/適当比較日本語論。固有名詞の読み方。

アメリカ観察記断章/適当比較日本語論。固有名詞の読み方。英語読みが基本。たとえば、リヒャルト・シュトラウスはどちらかと言えばリ(ッ)カルド・ストラウスに近い響きになる。マルセル・モースはマルセル・マウス、レヴィ・ストロースはレヴィ・ストラ…

アメリカ観察記断章。デリカシーのなさ。

アメリカ観察記断章。デリカシーのなさ。開け放たれた歓待は、デリカシーのなさと表裏一体であるように思う。いろいろな意味でアメリカ社会には慎み深さが欠けているように思う。遠慮する、包み隠すということを知らないのだ、この国は。たとえば、コンフェ…

アメリカ観察記断章。見知らぬ人と目を合わすことについて。

アメリカ観察記断章。見知らぬ人と目を合わすことについて。日本を離れてもう五年目になるから自分のなかの日本の記憶はだいぶ薄れてきてしまっているのだけれどさりとてアメリカ生活の体験が自分を深いところで形作っているわけではなくてそれだからこそ自…

抽象の極寒の砂漠を抜け、具体的に哲学をする場所へ(アドルノ『否定弁証法』)

"Lisant en 1937 la partie alors achvée de la Métacritique de la théorie de la conaissance...Benjamin disait qu'il fallait traverser les déserts glacés de l'abstraction pour parvenir au point où il est possible de philosopher concrètement."…

脱構築のメタ性または二重性(デリダ『哲学の余白』)

"La déconstruction ne peut se limiter ou passer immédiatement à une neutralisation [d'une hiérarchie et du ordre d'une subordination]: elle doit, par un double geste, une double science, une double écriture, pratiquer un renversement de l'…

反覆性=反復+他性(デリダ『哲学の余白』375頁)

iterability-repetition-alteriy: "Il faut qu'elle [communication] soit répétable--itérable--en l'absence absolue du destinataire ou de l'ensemble empiriquement déterminable des destinataires. Cette itérabilité--(iter, derechef, viendrait de…

アメリカ観察記断章。インアンドアウトIN-N-OUTのハンバーガーセット。

ブラームスのピアノ四重奏1番2番という妙に渋いプロのコンサートを聴きにいく前に少し腹ごしらえ。アメリカには適当なめし屋がないので、簡単に済ませたいとなると、こういうところに足を運ぶことになる。クラシックのコンサートホールで浮かないくらいには…

アメリカ観察記断章。よごれとけがれ。

アメリカ観察記断章。日本語の文脈では汚れ(よごれ)は汚れ(けがれ)ではないかと以前書いたが、もしかすると、この感覚は清掃においても反映されているのかもしれない。綺麗にすることと、清浄にすること。清潔さとは異なる清らかさの感覚。

教えて欲しかった英語。齟齬感と隔たりの意識。

教えて欲しかった英語。齟齬感と隔たりの意識。音韻体系がそうであるように、語彙においても英語と日本語はどうしようもなくかけ離れている。ぴたりとはまっているように感じられるところはむしろ稀で、なんとなく一致しているようで一致していないというの…

アメリカ観察記断章。ブックオフで見つけたもの。

ブックオフで見つけたもの。柄谷行人『日本近代文学の起源』。渡辺京二『逝きし世の面影』。

アメリカ観察記断章。スーパーで買える安ウィスキー。

カティーサーク。村上春樹的飲み物。どの小説だったか忘れたが、主人公がこのウィスキーを飲んでいたことがなぜかものすごく記憶に残っている。ねじまき鳥だろうか? 前後の文脈も話の内容との関連もまったく思い出せないが、どこかで主人公がカティーサーク…