2013-03-31 20130330 Book-Off @ Del Amo Fashion Center アメリカ観察記断章 引用 アメリカ西海岸のブックオフ訪問記。このショッピングモールはいい。ローカルだが、それでいて時間の堆積を感じる。日本の地方小都市にある老舗のデパートの空気。設備は新しくないけれど、清潔で、人の動きがある。活気と人の吐息。初めて訪れた場所なのに、どこかノスタルジックな雰囲気。fairnessでこうやって肌の色をもちだしてくるのはアメリカならではだろう。ほかにもcaringやresponsibilityというテーマがあったが、この絵がとびぬけて面白かった。このモールの建物はあまり新しくないが、天然の採光が全体を明るく照らしている(字義的にも比喩的にも)。ブックオフの看板、数が大すぎ。まあ、これは店の真ん前のものだから、別にいいけど。アメリカ人顧客を相手にした店舗はカラースキーム。白と黒。それに赤。しかし棚の造りはそんなに変わらない。 ウルフがここまでそろっているのは奇妙というほかない。いったい誰が売ったか。ブックオフの中の人も言っていたが、アメリカブックオフの主力商品はDVDなのかもしれない。実際、店舗入り口にあるのはDVDで、そのとなりはゲーム。本は店内奥に押しこめられている。店頭ディスプレイ。本ではなくDVDが多く並んでいるのがものすごく示唆的だ。ちなみにDVDのアニメのチョイスはなかなか微妙。ベルセルク、エヴァ(旧劇)、けいおん、あとなんかわからない萌えアニメ。悪いモールではない。好きな雰囲気だ。フェイクな椰子の木が良い味出してる。ティーン御用達だと思われる店のディスプレイその1。その2。アメリカのモールにはこういうスタンドが多い。通路両端が店舗で、その中央にこうしたスタンド。活気あるフードコート。何が「国際的」なのかわからないが、そんな名前がついているフードコート。大きすぎるブックオフの看板。通路真ん中にあるスタンド。サングラス。ちなみに南カリフォルニアでサングラスはオシャレアイテムというよりは実用品。これがないと運転するとき怖い。モールのいたるところにあるブックオフの看板。こんなことをやっているのはブックオフだけ。メイシーズとモール部分の境目。相変わらず大きいブックオフの看板。それはさておき、「カラテ・グローブ」って何? この電灯の意味はまるでわからないが、なぜかすごくノスタルジック。ポップコーン。この微妙にセピア色な感じ、これがこのモールの基調だと思う。古びた華やかさ、ノスタルジックな輝き。両替機が城のかたちをしているのが面白い。チープな乗り物。なぜかは知らないが、復活祭はウサギらしい。このインチキくさい抽選はアメリカのローな生活の一面を象徴するものであるように思う。