うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

学生との会話

After today's class a student came to me, asking "would you recommend me some Japanese animations?" He told me that he took my course because his friend recommended it. Well, I'm curious to know how his friend described my class and me, bu…

非英語話者が英語話者に英作文を教える

非英語話者である自分が英語を母語とする学生相手に英作文の授業するのは何とも奇妙だ。語学力と読解力にさしたる相関関係はないことを痛いほどに実感する。文章内容が難しくなるほど、実際に効いてくるのは言語力ではなく思考力理解力ではないのか? まあ、…

貴‐律(ヴァレリー『純粋・応用非‐秩序原理」

"ARISTO-NOMIE/ Je suis pour l'aristarchie --" (Valéry. Les principes d'an-archie pure et appliquée. 174) 「貴‐律/ わたしは貴なる秩序に賛成する――」(ヴァレリー『純粋・応用非‐秩序原理」

アナキズム的(プルードン『財産とは何か』)

"Je suis anarchiste." (Proudhon. Qu'est-ce que la propriété?) 「わたしはアナキズム的だ。」(プルードン『財産とは何か』)

失望の分析性(ヘンリー・ジェイムズ「五〇男の日記」)

"There is nothing so analytic as disillusionment." (Henry James. "The Diary of a Man of Fifty.") 「失望ほど分析的なものはない。」(ヘンリー・ジェイムズ「五〇男の日記」)

シュールにトリップしてしまう

UCI

シュールにトリップしてしまうことが多くなってきたこの頃。自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。「なんで?」と聞かれると返答に困るが、たぶん、日英独仏語を共存させようというのが無理なんだろう。しかし、言語迷子状態に加えて、空間カオス濃…

正義を、ただ正義だけを(プルードン『財産とは何か』)

"Justice, rien que justice; tel est le résumé de mon discours." (Proudhon. Qu'est-ce que la propriété?) 「正義を、ただ正義だけを。それがわたしの言わんとするところだ。」(プルードン『財産とは何か』)

動物的消費の政治性の解読のためのアクロバティックな作業(東浩紀『日本的想像力の未来』)

「[オタクは内容ではなく要素を動物的消費しているだけだ]だからもし、オタクのコンテンツの「政治性」ということを考えるなら、一見非政治的に見えるそういう消費行動の進化そのものから政治性を取り出すという、かなりアクロバティックな作業が必要にな…

世界の非リア充を惹きつける日本のサブカル(宮台真司『日本的想像力の未来』)

「「なぜ、日本のポピュラーカルチャーがここまでポピュラーになったのか」。理由はただ一つ。それは、現実の差異を、自己から無関連化する機能があるからです。こうした機能は、現実の差異が自己を脅かしがちな、流動的で複雑な社会では、とりわけ有用だろ…