うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「アメリカ合衆国と日本のふたつの帝国主義を同時に撃つ」(豊浦志朗『叛アメリカ史』)

「ふつう、アメリカ合衆国の『少数民族』と言われる人間の叛史は、民族復権の過程と併走して行われる。そこでは『帰属性』がたえず問題にされ、人はひとまずその出身地に精神的な回帰を試みて、そこから反撃を開始するのだ。黒人は強奪されてきたアフリカに…

アメリカ観察記断章。アメリカの食の豊かさ。

アメリカ観察記断章。アメリカの食は貧しいのか。アメリカ「人」の食は貧しいかもしれないし、アメリカ「文化」は食事そのものにそこまで興味はないような気がするけれど、日本に流通しているようなステレオタイプほどには貧しいものではないというのがここ…

最後の引っ越し

UCI

It turns out that I have to move out from Costa Mesa early next month, and I'm now looking for a new room to stay by the beginning of December. I'm not decided yet, but leaning toward the place in Long Beach which I visited today. It's ver…

アメリカ観察記断章。アメリカの中華。

アメリカ観察記断章。外食は基本的にしない主義だったが、いまは昼を外で食べることが多い。近隣にある中華料理屋をいろいろ試したみたが、もう飽きてきた。基本的に7ドル前後のランチメニューないしはテイクアウト(to go)ばかりだからというのもあるが、…

アメリカ観察記断章。水とストロー。

アメリカ観察記断章。アメリカで水(お冷)を頼むと絶対にストローがついてくる。なぜなのか。ストローで水を飲んでも美味しくならないし、とくに何か理由があるとも思えないのだが(コップやカップの縁が汚れないように?)、ファーストフードでも中華料理…

アメリカ観察記断章。100円ショップとthrift shop。

アメリカ観察記断章。アメリカにも100円ショップのようなものはある。99セントショップがそうだ。しかし日本の100円ショップが、その名称にもかかわらず、100円であることをそこまで喧伝しないし看板にデカデカと書き込まない一方で、アメリカの99セントショ…

アメリカ観察記断章。ドーナツ。

アメリカ観察記断章。長らくすごした学内寮を出て、隣町に引っ越した。大量の本を積んだ車を移動図書館のようにしてそこらのコーヒーショップを渡り歩いている。金がないので外食は控えているが、多少は食べる楽しみが欲しいのでコーヒーのお供にドーナツ屋…

アメリカ観察記断章。ファッショナブルさの選択肢の少なさ。

アメリカ観察記断章。アメリカで男で若者以上中年未満くらいでファッショナブルであろうとすると、かなり選択肢が狭いように思う。そういう人々はお洒落なというかこだわりのコーヒーショップのようなところに行けば遭遇できる。よく見かけるのは、サイドの…

アメリカ観察記断章。アメリカの日本語Tシャツ。

アメリカ観察記断章。日本で売っているTシャツの英語が文法的にも内容的にも噴飯物であるのはよく知られた事実だが、アメリカで売っているらしい日本語Tシャツもまたかなりの頻度で奇妙なものである。だから滅多なことでは今更おどろきはしないのだが、今日T…