うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ観察記断章。祝日とセールの結びつき。

アメリカ観察記断章。独立記念日が近い。登録しているショッピングサイトからセールの知らせが届く。祝日とセールが結びつくのは珍しいことではない。たとえばサンクス・ギビング・デイからクリスマスはアメリカの商戦において最重要期間となっている。しか…

飲んで書いて直して朝6時半

UCI

drinking, writing, revising, making another glass of bourbon at 6:30...

アメリカ観察記断章。アメリカのスーパーの入口そばの生花セクション。

アメリカ観察記断章。アメリカのスーパーの入口そばには生花セクションがあることが多い。花を買うなど、日本にいたときでもなかったし、こっちでも花を買う機会などなかったから、いままで気にもとめなかったけれど、よくよく眺めてみると、花売り場はどこ…

アメリカ観察記断章。豆腐はTofu。

アメリカ観察記断章。豆腐は完全にアメリカの食に浸透したと言っていいと思う。正直なところを言えば、どうやって豆腐がアメリカで食べられているのかいまだによくわからないでいるけれど、スーパーの陳列を見るかぎり、豆腐はTofuになったのだという気がす…

アメリカ観察記断章。単機能なアメリカの調理器具。

アメリカ観察記断章。アメリカの調理器具は単機能のものが多い。なぜここまで特化した道具があるのだろうと首をかしげたくなるほどだ。たとえばスライサー。もちろん日本によくある多機能な、いろいろな野菜に使えるものも売っている。しかしそれと同時に、…

アメリカ観察記断章。アメリカの卒業式の装い。

アメリカ観察記断章。アメリカの卒業式においてガウンや帽子の着用は「推奨」ではなく「義務」である。正しい格好をしていないと式に参加できないのだ。うちの大学は基本的に購入することになっているが、意外と安い。ガウンとフードと帽子で74ドル。なぜか…

相互対等(ジョイス『ユリシーズ』第16挿話)

"It's very fine to boast of mutual superiority but what about mutual equality. I resent violence and intolerance in any shape or form. It never reaches anything or stops anything. A revolution must come on the due instalments plan. It's a …

アメリカ観察記断章。国歌の汎用性について。

アメリカ観察記断章。国歌の汎用性について。アメリカ国歌は歌い手の技量を見せつけられるヴィルトゥオーゾな曲でありえるし、何よりそこでは歌い手の個性を表出することが許されている。そしてこの表現の幅の広さは、アレンジの自由度と相まってかなりのも…

アメリカ観察記断章。始まりとしての「卒業」。

アメリカ観察記断章。「卒業」についての意識はアメリカと日本で大きく違っているように思う。「卒業」はgraduationであるが、「卒業式」はcommencementだ。そしてcommencerは「始める」の意である。アメリカの「卒業式」は終わりというよりは何か新しいもの…

アメリカ観察記断章。Proud to be an American。

アメリカ観察記断章。Proud to be an American。アメリカ人であることを誇りに思う。そんな風船が近所のスーパーのレジの脇にふわふわ浮かんでいた。アメリカではこの手のアイテムをいたるところで見かけるのでいまさら驚いたりはしない。しかし、イオンのレ…