カティーサーク。村上春樹的飲み物。どの小説だったか忘れたが、主人公がこのウィスキーを飲んでいたことがなぜかものすごく記憶に残っている。ねじまき鳥だろうか？ 前後の文脈も話の内容との関連もまったく思い出せないが、どこかで主人公がカティーサークを飲んでいたことだけを鮮明に覚えている。これを買うとき、「ああ、また村上春樹ごっこをするのか」というわけのわからない気持ちになり、買うのを躊躇することが多いが、今回は他にいいのがなかったので買ってしまった。
1.75リットルで25.91ドル。特別に高いわけではないが、さりとて、驚くほど安くもないレベル。上等な酒ではないが、そこそこ気持ちよく酔っ払えるし、あまり次の日の残らない。カナディアン・クラブとともに迷ったときついつい買ってしまうウィスキー。水割りでいただく。
