うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

借用の拒否の研究(モース『国民論』)

「有用なものでさえ借用を拒絶されるということも、観察の対象としなくてはならないのです。借用が起こったことの研究と同じくらい、借用が起こらなかったことの研究は興味深い。それというのも、この研究によってこそ、多くの事例において各文明の広がりの臨界が(社会の広がりの臨界とまったく同じように)説明されるのだからです。」(モース『国民論』269頁)