うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

外国語という鏡(多和田葉子『言葉と歩く日記』)

「外国語を学ぶのは、実際に使うためだけではない。外国語を勉強したことがなければ、母語を外から眺めることが困難になり、言語について考えようとした時にそれがなかなかできない。鏡を使わないで自分の目を見ろ、と言われたようなものだ。」(多和田葉子『言葉と歩く日記』)