うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

アメリカ観察記断章。アメリカの学生は日本の学生より勤勉か。

アメリカ観察記断章。アメリカの学生は日本の学生より勤勉か。自分が直に知っているアメリカの学生はかなり偏っているので、なんとも言い難い。英作文は理系の必修科目で(より正確には、人文学専攻でない学生なので、社会学専攻の学生などもここに含まれる)、7割くらいは嫌々とっているのかなという感じがする。だから学生のモチベーションはそれほど高くないし、さほど興味もないように見受けられる。しかし、冬学期が始まってまだ2週めなのに、キャンバスと学内寮を結ぶ無料シャトルが、夜10時すぎでもまだ満員になっているということは、かなりの数の学生が夜遅くまでキャンパスにいる証だろう。もちろん彼女ら彼らが勉強していて遅くなったとは即断できないけれど、自分の見るかぎり、学期初頭でも図書館はわりあい人がいてテーブルが埋まっている。余談になるが、アメリカの大学図書館(と敷衍していいと思う)には机椅子だけでなく、ソファーがたくさんあり、周囲の目さえ気にしないのなら寝っ転がって本を読めるスペースがたくさんある。入り口はフリーパスだし、コンピューターにもパスワードがかかっていないので、どうみても大学関係者とは思われないおっさんおばさんが図書館のパソコンでゲームしたりYoutubeを見ていたりするのをよく見かける。