2021-12-26 正気を保つために変なことをする(岡田利規「六本木」) 引用 「でもこの衝動には従ったほうがいい。従わないときっと自分はもっと変になる、たぶん、取り返しがつかないくらい。僕はそれがなぜかしら、わかってるんです、直観的に。自分を正気に保つには変なことをするのが賢明なときがある。僕はそれを知っている。まだ若くて、知らないことが僕にはたくさんある、でもそのことはもう知ってるんです。」(岡田利規「六本木」(『池澤夏樹、文学全集を編む』182頁)