Costa Mesaにある、いきつけのブックオフ。寮から車で10分ちょっと。すぐそばに日本食スーパーMarukaiがあるので、ほぼ週一で通う。日本語のフリーペーパー、フリーマガジンのたぐいはここで入手している。店構えからもわかるとおり、アメリカブックオフは日本のそれと何も変わらない。棚の配置は同じだし、もしかすると棚それ自体も似たようなものを使っているのかもしれない。ここで立ち読みしているといま自分がどこにいるのか真剣にわからなくなるぐらいに再現度が高い。でもまあ、アメリカブックオフの店内で「ブックオフヘビーユーザーの……」というナレーションが流れることはさすがにないけれど。
supercutsというのは美容院。
色の構成はまったく一緒。
クロネコの旗がなぜかすごく懐かしい。
smokeというのは煙草屋の看板。煙草というか、葉巻。入ったことがないからわからないけれど、アメリカだと、アルコールと葉巻はけっこう一緒に売られている。嗜好品というくくりなのだろうか?
atlas studioというのはネイル・サロン。アジア系の人が働いているように見受けられる。当然ながら入ったことがないのでガラス越しにチラ見した印象でしかないのだけれど。
近場にはふたつの日本食スーパーがある。MarukaiとMitsuwa。マルカイはあえていうなれば日本の田舎によくあるちょっと垢ぬけていない泥臭いスーパー、ミツワは都会にある洗練されたスマートなスーパー。実際、品揃えも少し異なる。マルカイのほうがちょっどだけ安いし、メキシカンなフレーバーもあり、ハワイ系の食品もけっこう置いている。ミツワは純日本的なレパートリー。個人的にはマルカイに通っている。安いからというのもあるが、ブックオフに寄りたいからというのが真実だ。
本当に棕櫚の木が好きなんだな、と写真に撮って改めて思った。
アメリカのネオンサインはなぜか郷愁をかきたてる。たぶん微妙に薄暗いからだと思う。というか、日本の街灯が明るすぎるのだろうか? shoe cityというのはもちろん靴屋。入ったことはない。個人的な印象だが、アメリカには靴屋があまりないような気がしている。ABCマートなどに相当するようなチェーンの靴屋というのが意外とショッピングモールに入っていない。これはなぜなのか。
この直後、写真に写っている人から「サンディエゴまで帰りたいんだけどガソリンが足りない。助けてくれない」と尋ねられ、断った。アメリカだとたまにこういうシーンに遭遇する。そんなときはえてしてキョドってしまい。うまく英語が出てこない。
カリフォルニアは椰子の木が好きなんだな、と思わされる光景。