うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

料理と学問の両立?(岡野弘彦『最後の弟子が語る折口信夫』)

「[大正十年(一九二一)]三月三十一日、折口宅で柳田の渡欧壮行会を催す……折口は二十人分ぐらいの天婦羅を一人で揚げてもてなし、柳田から「こんなに熱心に料理をする人の学問は大成するだろうか」と心配されたという。」(岡野弘彦『最後の弟子が語る折口信夫』131頁)