うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

アメリカ観察記断章。祝日らしい祝日。

アメリカ観察記断章。なんだかんだでアメリカはまだナショナルホリデーが生きている。祝日が本当の意味で休日なのだ。たとえば小売店の営業時間。日本だと祝日は土日扱いにすぎないように思うが、アメリカではほぼ例外なく特別シフトとなり店じまいが早い。人々も祝日に合わせてさまざまな予定を立てているようだ。実際、祝日前後は寮併設の駐車場が目に見えて空になる。それに加え、祝日はイベントの日でもある。独立記念日のパレードと花火ほど大掛かりなものは例外だけれど、どの祝日も何かしらの催し物がある日といえるだろう。または自分からイベントを作る日。お出かけの日、ピクニックやバーベキューの日。要するに、祝日はただの休みではなく、ちょっと特別な休日だ。アメリカの生活は日本のそれよりずっとメリハリがある。