モントリオール2日目まとめ。オールド・モントリオールにある2つの教会と、街の歴史を語る博物館に足を運び、5キロほど歩いた。
モントリオールの道はそこまできれいな碁盤の目を描かない。たしかに基本的には直線的な伸び方をしているけれど、ブロックの大きさはまちまちだし、道幅もずいぶん異なる。
ニューヨークのマンハッタンのように、エリアが分かれているようでもある。だから、オールド・モントリオールのとなりにチャイナタウンが突然出現する。中間となるゾーンがないわけではないけれど、古い石造りの建物が立ち並ぶゾーンから数ブロック遠ざかると、いきなり、高層ビルばかりが犇めき合うゾーンに突入する。
とはいえ、古い区域でも、すべてが古いわけではなく、中はリノベーションされてきれいになっている。ただ、外装は大きく変わらないというか、変えないということになっているのだろう。だから、基本的には、通り全体、ブロック全体の印象が保たれている。
その一方で、ところどころでは、古い石造りの建物と、近代的な建物が隣り合わせになっている。歴史的建造物の多いブロックから近代的なビルがそびえるブロックに入ったときとはまた違う意味で、不思議なタイムスリップ感がある。
そういえば、走っている車が汚いのは、雪のせいだろうか。薄汚れた感じの車が多い。
ナンバープレートが、後ろ側にしかなく、前にはついていないのも不思議だが、オンタリオ州のプレートを付けた車は前後にあったので、州法の違いということかもしれない。