うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

アメリカ観察記断章。スーパーでよく売っている安価なパン。

アメリカ観察記断章。スーパーでよく売っている安価なパンは、10センチ四方で16枚切り程度の厚さ、一斤の1.5倍くらいの長さの袋詰めだろう。安いもので1.99ドル程度。これも漂白した小麦で作った白いパン、無漂白の小麦で作った茶色いパンが必ずあり、そこに全粒粉のパンだとかジャガイモを混ぜたものだとかのバリエーションがある。一般的なスーパーの場合、圧倒的に四角い薄切りパンが多く(柔らかさは日本の食パンに近いが、耳は薄くてポソポソしており、全体的に特別な味つけがないので単体で食べるのはきつい)、次に外側が固いパンを薄切りにしたものが続く。ホットドッグ用のコッペパンハンバーガー用のバンズ、ベーグルやマフィンなどはどちらかというと添え物的な感じだ。ちなみに日本のコンビニで見かけるような調理パン菓子パンはアメリカに存在しない。