2013-12-09 英国博物館閲覧室(『南方熊楠を知る事典』) 引用 「英国博物館閲覧室といえば、ほんの十数年も前まではマルクスが『資本論』の構想を練るために通いつめていた場所である。熊楠のいた頃は、晩年のクロポトキンが、何食わぬ顔で座っていたにちがいない。疑いもなく当時、もっとも多くの学問的情報を詰め込んだこの場所で熊楠の書写三昧の日々がはじまったのである。」(『南方熊楠を知る事典』460頁)