うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2013-12-09から1日間の記事一覧

無知という暗闇(シェイクスピア『十二夜』)

"I say, there is no darkness but ignorance" (Shakespeare. Twelfth Night. 4.2) 「そうだ、無知こそが暗闇にほかならない」(シェイクスピア『十二夜』4幕2場)

英国博物館閲覧室(『南方熊楠を知る事典』)

「英国博物館閲覧室といえば、ほんの十数年も前まではマルクスが『資本論』の構想を練るために通いつめていた場所である。熊楠のいた頃は、晩年のクロポトキンが、何食わぬ顔で座っていたにちがいない。疑いもなく当時、もっとも多くの学問的情報を詰め込ん…

カリフォルニアでやるダブり買いのやるせなさ

UCI

35分は車を走らせて行ったブックオフでロレンスの『息子と恋人』の翻訳が1ドルで売っているのを見つけ90パーセント以上の確率でダブり買いになると確信しつつ10パーセントの前回買わなかったかもという疑念を拭い去ることができずまた1ドル無駄になっても35…