アメリカ観察記断章。食の貧しさについて。大学が学食を経営するというのはどこまでアメリカで一般的なのか。先日クラシック音楽のコンサートのために足を運んだ創価大学(私立)ではキャンパス主導のカフェテリアがあったが、自分が今いるカリフォルニアの州立大学(アーヴァイン校)はすべて外部資本に依存している。スタバ、ウェンディーズ、サブウェイ、ワフーズというメキシカン・ファーストフード(http://www.wahoos.com/)、パンダエクスプレスというチャイニーズ・ファーストフード(http://www.pandaexpress.com/)、あとピザ的なものがあったはず。しかしどれも微妙に高い。税込で日本円で最低600円くらいださないとまともなものにありつけない感じ。そして当然ながら、栄養価的にはあまりよろしくない。もちろん1000円くらい出せばまともなものはいくらでも食べれるけど、それ以下の価格帯だとまともな食べ物というのがアメリカにはあまりないように思う。こういうわけで、低所得層ほど肥満に苦しむのだろう。