2021-08-02から1日間の記事一覧
「ところで、周知のとおり、殉教は、真理をめぐる振舞いである。すなわち、殉教とは、そのために人が命を落とす進行を証言するものであり、この世の生が一つの死に他ならないのに対して死の方は真の生に到達させてくれることを現し出すものであり、その真理…
Le seul véritable voyage, le seul bain de Jouvence, ce ne serait pas d’aller vers de nouveaux paysages, mais d’avoir d’autres yeux, de voir l’univers avec les yeux d’un autre, de cent autres, de voir les cent univers que chacun d’eux voit,…
「この作品は線としてとらえられた時間のなかで起こる出来事を年代順に並べた物語ではなくて、同時に存在するいくつもの経験を入れる共鳴箱、あるいは文学の大聖堂となるはずです。それをプルーストは「私たちの人生はほとんど時系列を無視して成り立ってい…
「悔悛者がなるべきこと、それは、自分がしたことについて「真を語る [dire vrai]」ことよりも、自分がそうであるところのものを現出化することによって「真をなす [faire vrai]」ことなのである。/悔い改めの実践が、必ず悔悛者の真理を白日の下に晒すため…
特任講師観察記断章。この出席にたいする執着は何なのか。この執着はいったいどこから来るのか。 学生から寄せられる問い合わせの筆頭に来るのは出欠確認についてのものだ。今期は、公欠扱いになるケースがいろいろとあり、欠席届が学生室経由で送られてきた…