モントリオール6日目午前中。ジャン=タロン市場に来てみた。肉から魚介から魚からパンからチーズかたパティスリーから花まで、いろいろフレッシュなものが揃っていそうだ。眺めるだけでの楽しいけれど、ここで買って料理して食べたら、なお楽しいことだろう。
フィッシュ&チップスは、使っているタラの鮮度が良いのか、まったく臭みがなく、身がホロホロと崩れ落ちるほど柔らかい。何もつけなくても十分美味しいが、レモンの酸味、タルタルのコクが付け加わるとさらに美味しい。
バルカンの肉屋で買った、ミチと呼ばれる羊、牛、豚の合い挽きのハンバーグのようなものを挟んだサンドイッチは、思ったよりずっとクセがなく、ワインビネガーで和えたキャベツの酸味と歯ざわりがいいアクセントになっている。
ケベックの伝統的なお菓子と書いてあったものは、強烈な甘さ。しかしこの甘さはメープルシロップの甘さだろうか、人為的なところがなく、甘さが心地よい。