うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

当時の人の理想や実験節としての民俗や神誌(南方熊楠、柳田国男宛書簡)

「小生は、民俗とか神誌とかいうものは仮想や詩想や寓意に出でしものにあらず、その当時の人の理想や実験説をのべたもので……これも分からぬ、あれも分からぬではすまぬゆえ、実際分からぬなりに分かったつもりで述べたもの行ったものが、古話、伝説、民俗という見様を主張す。」(南方熊楠柳田国男宛書簡、大正三年四月十四日)