うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2021-11-03から1日間の記事一覧

「マルクスの書物の偉大さと重要性」(ウィルソン『フィンランド駅へ』)

「マルクスの書物の偉大さと重要性は、それが農場や工場の労働に内在する価値の本質をこのうえなく明らかにした点にあるのではなく、労働者が雇用者によっていかに虐待されているかを具体的に示し、そのような状態にたいして読者の怒りを呼び起こしたという…

特任講師観察記断章。合理的配慮の「運用」にたいする苦言。

特任講師観察記断章。合理的配慮の試みにたいして原理的に反対するところはまったくないし、理念的には全面的に賛成だ。しかし、現実的な運用については大いに困惑させられているというのが正直なところである。 情報共有はありがたい。しかし、情報だけ投げ…