うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2019-02-14から1日間の記事一覧

「人間の運命を人間自体に返す」(バルト「ブレヒト、マルクス、歴史」)

「彼の演劇は活動家にはあまりに美学的と映り、耽美主義者にはあまりにコミットしていると映るのだ。だがそれも当然で、というのもまさしく彼が狙っているのは、目がみえないとはどういうことかを舞台にのせるという、ごく限られた地帯なのだから…彼にとって…

道理のあることを(ブレヒト『イエスマン ノーマン』)

「笑われ、恥をかかされても、僕たちは道理のあることをやり通そう。古いしきたりは、正しい考えをとりいれる邪魔にはならないはずだ。」(ブレヒト『イエスマン ノーマン』)

原則と例外と基準(ブレヒト『例外と原則』)

「裁判官 あなたは苦力があなたを憎んでいるに違いないと考えて当然だとおっしゃっているんですね。とすると、あなたは状況によってはなんら殺意をもたないといえる人間を殺されたけれども、それはただ彼が殺意をもたないことを知ることができなかったためだ…