うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2019-09-27から1日間の記事一覧

様式性のなかの写実性:「円山応挙から近代京都画壇へ」

20190916@東京藝術大学 円山応挙の写生画はいったいどこまでリアリズム的なのか。応挙がスケッチに心を砕いていたことは、彼の写生帖を見ればよくわかる。そこではまさに写実的に草花が写し取られている。デフォルメも誇張もなく、葉の一枚一枚、花びらのひ…