うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2014-06-28から1日間の記事一覧

無主語の気軽な憎悪の発動(森達也・姜尚中『戦争の世紀を越えて』)

「森 一人称であるはずの主語が、「うち」とか「我々」とかの複数名詞になり、そうなると当然ながら述語は暴走する。「許さない」とか「恨みを晴らせ」に短絡するんですね……大切なことは、一緒になって「許せない!」とか「被害者の痛みを知れ!」と声を張り…