うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

「正しく強く生きる」(宮沢賢治)

いまこそおれはさびしくない

たったひとりで生きて行く

こんなきままなたましひと

たれがいっしょに行けようか(「小岩井農場」)

 

((幻想が向ふから迫ってくるときは

  もうにんげんの壊れるときだ))(「小岩井農場」)

 

(考へださなければならないことを

 わたしはいたみやつかれから

 なるべくおもひだそうとしない)(「青森挽歌」)

 

正しく強く生きるといふことは

みんなが銀河全体を

めいめいとして感ずることだ(「作品第三一二番」)