うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2021-02-03から1日間の記事一覧

ゲオルク・ショルティの反復的なモダニズム:強制的な興奮に抗うか、それに身を任すか

ゲオルク・ショルティの方法論化されたモダニズムは、その方法論性にもかかわらず、一回的なものだったのかもしれない。ショルティのあまりに健康的な音楽は、不思議なことに、歴史の袋小路でもある。 日本のクラシック音楽批評でショルティの録音が手放しで…