うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2020-05-19から1日間の記事一覧

鉱物的な鋭さ、音の線の運動:第二期ジュリアード弦楽四重奏団の異様さ

ジュリアード弦楽四重奏団はいまも存続しているが、自分にとってのジュリアードといえば、ラファエル・ヒリヤーがビオラを弾いていた時期、そのなかでも、50年代後半から60年代中ごろにかけての録音がまっさきに浮かぶ。バルトークの6曲、ベートーヴェンの中…