うろたどな

"These fragments I have shored against my ruins."

2020-04-13から1日間の記事一覧

表出の強度としての歌心:ヘルマン・シェルヘンの独善的な精神の気高さ

おまえがもっとも私淑する指揮者をひとり挙げてみろと問われたら、間髪入れず「ヘルマン・シェルヘン」と答える。 とはいえ、シェルヘンの録音すべてに傾倒しているわけではない。シェルヘンの録音はコンプリートに近いほど所持しているし、商業的に出回って…